傑作ドラマ「不適切にもほどがある!」を徹底レビュー✨

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みなさんこんにちは!塩もやしです(/・ω・)/

今回は2024年1月下旬から始まった、TBSの金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』を全話観終えて、感じたこと、考えさせられたこと等を自分なりに書いていきます!

「昭和」と「令和」を行き来するタイムスリップ系コメディドラマ。令和社会を風刺した内容が多く、今の自分たちはどう生きていくべきか?昭和と令和でどう価値観が変わったか?と、毎週考えさせられ観るのが楽しみでした。また、毎回ミュージカルシーンが挿入されるのも特徴で魅力いっぱいのドラマでした。まさに、今の時代を生きる老若男女全ての人に観てほしい傑作ドラマです!!!

まずは、あらすじから簡単にテンポよく紹介していきます٩( ”ω” )و

あらすじ

主演・阿部サダヲ×脚本・宮藤官九郎!昭和のダメおやじの「不適切」発言が、令和の停滞した空気をかき回す、意識低い系タイムスリップコメディ!ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップしてしまった、阿部演じる“昭和のおじさん”・小川市郎(おがわ・いちろう)は、中学の体育教師で野球部の顧問を務め「地獄のオガワ」と恐れられている。市郎がタイムスリップした令和で出会う、バラエティ番組のアシスタントプロデューサーでシングルマザーの犬島渚(いぬしま・なぎさ)を演じるのは仲里依紗。時空を超えて出会った市郎と渚がどのような関係性を築いていくのかも大きな見どころのひとつ。

~中略~

個性豊かなキャストが勢ぞろい!コンプライアンス意識の低い“昭和のおじさん”の市郎からは、令和ではギリギリ“不適切”発言が飛び出す。しかし、そんな市郎の極論が、コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていくことに。 昭和から令和へ、時代は変わっても、親が子を想う気持ち、子が親を疎ましく想う気持ち、誰かを愛する気持ちという変わらないものもある。妻を亡くした市郎とその一人娘、そしてタイムスリップしたことで出会う人々との絆を描くヒューマンコメディ!

引用元:TVer「不適切にもほどがある!」

世の中アップデートの繰り返し!今を生きる中でだいじなこととは?

人と人との繋がりを大切にすること 向き合う・話し合う→問題解決

ドラマの中のフレーズ「令和は昭和と比べて静かになった、昭和は良くも悪くもうるさかった、なんというか社会全体に活気があった」が印象深かったです。

最近、AIの発展でロボットが物事を決めてくれたり、仕事をしてくれたりと便利な時代になってきています。チャットGTPや自動運転システムなど数十年前には予想もできなかったことが次々と実現されており、作業業務の効率化や安全性向上など様々な面で良い影響を生み出しています。今後もAIが普及し続け、便利な世の中になることは間違いないと思います。
しかし、プライバシー侵害・誤情報流出・人間の思考力低下・失業の危険性など多くのリスクがあることも事実。特にこわいと思ったのが、人と人とのコミュニケーションが失われることです。
このドラマは、「これからの未来をどう作っていくか?アップデートしていくのは私たち人間であり、問題は次々出てきて、不適切も当たり前も目まぐるしく変化する」というメッセージが込められているのかな~と思ったりしました。

前文長くなりましたが、将来をつくっていくのは私たち人間。特に自分たち若者。今の自分と関わってくれている人たちに感謝して、一緒に幸せな未来を開拓していきたいです😂
もちろんロボットの力も借りて、便利な機能はうまく活用!共存社会!

寛容な心を持つこと

コンプラの厳しい近年、パワハラ、モラハラ、セクハラだけでなく、聞いた事のないようなハラスメントが数え切れないほど存在しています。相手の嫌がることや不快感を仰ぐことはもちろん良くないと思います。が、しかし線引きがとても難しい。。。相手のためだと思って言ったことが、当人にはハラスメントに感じてしまったり。ハラスメントを恐れ、気を使いすぎてしまい本心でやり取りできなかったりと。
実際ニュースを観てると某タレントやスポーツ選手の性加害問題や賭博問題、不倫問題など数多く取り上げられています。正直言うとどうでもいいし興味なし。戦争とか自然災害とか経済のニュースの方がよっぽど重要かと。しかし、最近テレビで報道されてるのは個人の一部分を切り取った内容ばかり。その情報が正しいかも定かでないのにメディアは大きく取り上げます。誰でも、こういった噓か本当か分からない情報を簡単に大袈裟SNS広めたりできる世の中が少し危険に思います。発信側は責任を持つべきだし、変に拡散しないことも大切に感じます。
以下、ドラマで印象に残った一部フレーズです↓↓↓

「結局、昭和も令和も生きづらい。そしてどっちも寛容じゃない。スマホじゃないでしょ私たち、人間同士なんだから。片方がダメでも、もう片方が寛容になればまだまだ付き合えるんだから。」

「その通り寛容だよ!寛容が足りないんだよ!」

後に、「寛容」をテーマにしたミュージカルが流れます。

辞書で、寛容とは「心が広くて、よく人の言動を受け入れること。他の罪や欠点などをきびしく責めないこと。また、そのさま。」と言った意味です。

自分は、相手の気持ちを100%理解することなんて不可能って思いながら生きています。でも、人から褒められたり叱られたりすることで、支えられてるし成長できているのも間違いありません。伝え方と伝わり方にズレが生じることはありますが、実際話し合い、コミュニケーションを取り合わないと信頼関係は築けませんし何事も前に進みません。一人でも多く寛容な心を持つことが、前進するための近道になるんじゃないかと考えさせられました。(?_?)

上手くまとめられずすみません…。寛容にお願いします(笑)

この先何があるかも、いつまで生きられるかも分からないということ

これは最終話の最後に出てきたテロップです。ネットで「粋な演出だ」「メッセージ性が込められている」「未来からしたら今が不適切なんだ」など話題に上がっていました。

30年後の2054年視点で見ると、今の2024年には不適切が多く存在するのではないか、と危惧したメッセージ。価値観は時が経つにつれて生まれ変わっていくものなんだと感じました。どの時代にも魅力と課題はあるのだと。
大事なのは、程良くてきとうに生きること、曖昧で多様な価値観を認めることだと思います。未来永劫何が起こるか分からないから面白い。自分もあっという間に26歳だし、人生思ったより短い!そして今日(4月1日)から新年度!ポジティブかつ気楽にいきましょ~~!( ^ω^ )!

まとめ

ドラマ「不適切にもほどがある!」は自分が観てきたドラマの中でも特に印象に残りました。

タイムスリップで現代社会を風刺した作品。結構攻めた作品だなと(笑)だからこそ面白かったです!
またキャストがとても豪華で良かったです!

敏感すぎる世の中、寛容な心で、みんなが生きやすい世の中に変えていきたいものです。。
そして数十年後、大人になった自分にもう一度観てほしいドラマです。

まだドラマ観ていない皆様、ぜひ観て頂ければ幸いです。(/・ω・)/それでは。

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